経営管理OSの①ビジョンと②今期コミットを、抽象のままにせず
数字に翻訳し、売上計画として逆算する実例です。
「やりたい」を抽象のままにせず、後で数字に変換できる粒度まで具体化します。これが経営管理OSの最上流の入力です。
「一時投資(今年だけ)」と「維持コスト(年間追加分)」に分けて積み上げます。事業の必要経費と通常の役員報酬は別途。ここで数えるのは「夢の上乗せ分」だけです。
「やりたい」のままでは、1円も動きません。金額に翻訳して、はじめて売上が逆算できます。
次は「何を、いくらで、何件売るか」に降ろしていきます。
必要な売上を 商品 × 単価 × 件数 に分解します。仮置きで構いません。月次で実績を見ながら更新していくのが前提です。
季節要因・受注リードタイム・スタッフ稼働を踏まえて、四半期に落とし込みます。これが月次ダッシュボードの売上予測の元データになります。
| 四半期 | 主な狙い | 重点商品 | 目標売上 |
|---|---|---|---|
| Q1(1-3月) | HP制作の繁忙期。年度予算を持つ顧客への対応 | HP制作・運用保守継続 | ¥7,200,000 |
| Q2(4-6月) | EC案件の春商戦。AI研修の本格展開 | EC構築・AI研修 | ¥8,400,000 |
| Q3(7-9月) | 夏の受注落ち込みを撮影・単発で埋める | 撮影・既存運用保守 | ¥6,800,000 |
| Q4(10-12月) | 来年度予算商談 + 年末駆け込み | HP制作・EC構築・AI研修 | ¥7,600,000 |
| 年間合計 | ¥30,000,000 | ||
決算書は過去しか見せません。経営者が本当に毎日見たいのは、「やりたいこと」と「いくら売るか」が1本の線で繋がった、今日の意思決定材料です。
VISION → MONEY → SALES PLAN → MONTHLY CADENCE の流れを情報設計の段階で組めば、システムを買わなくても、この線は今日から引けます。